仮想マシンを使ったマクロ

セキュリティソフトによりキーボードマクロが使えない場合でも、仮想マシンを使えば、ホストのUWSCから操作することができます。

問題は対象ソフトが仮想マシンで動くかどうかですが、ゲームならDirectXの対応状況が問題でしょう。

仮想マシンソフトのDirectX対応状況
  VMware WS 6.0 VMware WS 5.5 Virtual PC その他
DirectXの対応 ×
古いカードの対応 × ×

VMwareでDirectXを使うには、.vmxファイルに2,3行の追加が必要になりますが、VMwareのバージョンによってはグラフィックカードをサポートしないためにDirectXを使えない場合があります。

また、VMwareはDirectXに対応していますが、最新のものでは、それまで使えていたグラフィックカードが対象外になりました。

VMware Workstation 5.5 および VMware Player 1.0

VMwareの最新版でサポート対象から外されたものでも、試験的対応をしていた旧バージョンでなら使える場合があります。

この場合、Workstation 5.5を購入していれば問題ありませんが、試用版の提供は終了しているので、仮想マシンの構築にはVMX Builderなどを使うことになりますが、DirectX用の設定などもありますので、構築済み仮想マシンを用意しました。
この仮想マシンの使用には、VMware Player 1.0を使ってください。

仮想マシンのダウンロード この仮想マシンについて

※Workstation 6.0でDirectXが使える環境の場合は、そちらで構築してください。

DirectXが使えるかどうかは、「ファイル名を指定して実行」から、dxdiag.exeを起動し、ディスプレイタブでDirect3Dのテストを実行してください。

DirectX8まで正常に表示されれば成功です。DirectX9以上が必要なソフトはあきらめてください。

仮想マシンでDirectXを使う手順

  1. .vmxファイルに以下を追加
    svga.vramSize = "16777216"
    mks.enable3d = "TRUE"
    vmmouse.present = "TRUE"
  2. 仮想マシンにWindowsとDirectXをセットアップ
  3. dxdiag.exeでテスト

仮想マシンを使ったマクロのサンプル


MSDice

ダウンロード
実はこの仮想マシンのメモリサイズの設定は、メイプルストーリーに最適化してあります。
このマクロは、職業別に最適なステータスを出すことが出来ます。

どの職業でもかまわないときは「おまかせ」に設定すると5分程度で終わります。


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定義ファイルは、最初の行はファイル定義、2行目は見出し、3行目からカンマ区切りのデータになります。

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